- 手足が氷のように冷たい。
- 足先が冷たくてなかなか寝付けない。
- 一年中寒さを感じている。
- 胃腸が弱く下痢をしやすい。
- 夜中にトイレに行く回数が多い。
冷えは血流の悪さによって起ります。
血液には、熱を運んで体温を調節する働きと、臓器に酸素や栄養を運び、二酸化炭素や老廃物を回収する働きがあります。
女性の場合、冷えがひどくなると子宮や卵巣への血流が悪くなり、子宮・卵巣の機能が低下する可能性もあります。
この状態だと、卵巣では卵胞が育ちにくくなったり、着床しにくい子宮環境になってしまいます。
子宮や卵巣への血流を良くすることは、妊娠するためにはとても重要です。
冷え性の4つタイプ
末端冷え性
手先や足先など、身体の末端が冷えている典型的な冷え性のタイプです。運動不足や偏食などが原因として考えられ、爪が折れやすいといった特徴もあります。
内臓冷え性
胃腸が弱い、生理痛がひどい、夕方になると足がむくむ、夜中にトイレによく立つなど、おもにお腹や下半身が冷えるタイプです。
ほてり冷え性
手先や足先は冷たいのに顔はほてる、イライラしやすい、眠りが浅いなど、末端冷え性や内臓冷え性が進行したタイプと言われ、自律神経の乱れが原因とみなされています。
全身冷え性
胃腸が弱い、肩がこる、貧血傾向、低体温、朝起きるのが辛いなど、つねに低体温で、一年中寒さを感じている重症タイプです。
冷え性の原因は?
カラダの熱を作り出せない熱源不足
熱の量が少ないために全身を温めることができず、全体的に冷えやすくなります。
比較的体力がなく身体の弱い人に多く、もともとの虚弱体質や慢性疲労、老化、胃腸の弱りや無理なダイエットなどが原因になっていることも。
体力が低下し熱を作り出すチカラが弱くなると、熱の量が不足し全身を温められなくなり冷え症に繋がります。
また、熱を作り出すための原料の不足も注意が必要です。
栄養不足により炎を燃やすための薪が不足すると、やはり熱の量が不足し、全身を温められなくなるため冷え症に繋がります。
巡りが悪くて熱が行き届かない循環不足
特に熱が届きにくい手足や末端、下半身など局所が冷えやすくなります。
食生活の乱れや運動不足、ストレスなど生活習慣が原因に。
自律神経のバランス(気の巡り)や血液循環(血の巡り)、水分循環(水の巡り)が乱れ、悪化することで、全身に熱が行き届きにくくなり冷え症に繋がります。
熱自体はあるため、むやみに温めると、顔がのぼせたり気分が悪くなるなど逆効果になることも。
実は、冷え症にお悩みの女性に結構多いのがこのタイプです。